遺伝子組換え食品には発ガン性物質がいっぱい?
今、作物で一番多いタイプの遺伝子組換え食品は、
除草剤をかけても枯れない「除草剤耐性」を持ったもの。
除草剤をかけても枯れないので、
遠慮なくたっぷりと除草剤を撒くことができます。
作業の手間が減り、とても良いもののように思えますが、
蓋を開けてみると、これもまた身体に負担がかかります。
遺伝子組換えした植物にかける除草剤は
ほとんどが「ラウンドアップ」というものです。
「ラウンドアップ」という製品の主成分は「グリホサート」
この成分は、国際がん研究機関が
「毒性や発がん性の懸念がある」と発表しているもので、
米国カリフォルニア州環境保健有害性評価局が
「発がん性物質としてグリホサートを加える」
という声明を出したほど危険視されています。
さらに、
遠慮なくたっぷりと除草剤がかけられているので、
グリホサートの成分が成長した植物に残っています。
たとえば、遺伝子組換えのトウモロコシでは
その有毒成分が、妊娠女性の93%、
胎児の80%から検出されたそうです。
いくら、手間がかからなくなるとはいえ、
そんな有毒成分が残ったものを「食べ物」として
市場に並べるのはどうなの?と思ってしまいますね…。
実際、日本で許可されている遺伝子組換え食品は
トウモロコシ、大豆、ナタネ、ジャガイモ、テンサイ
ワタ、アルファルファ、パパイヤの8種類314品種です。
遺伝子組換え食品に表示義務がなく、
加工品に多く使われていたり、
家畜の飼料として使われていたりするので
遺伝子組換え食品を避けることは難しいという現状です。
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